河南正幸さん(57)
沖縄渇水対策連絡協議会会長(沖縄総合事務局次長)、那覇市
全国各地で仕事をしてきたが、その土地を知るためにも新聞を読んできた。地方紙は地元に根付き、経験や情報をストックして、過去からの信頼を礎に発信している。
行政が何をやるにしても、いろいろな人を巻き込んでいくことが必要だが、理解を広げることは行政だけでは難しく、メディアと協力する体制を築きたい。協議会として節水を呼びかけて貯水率を少しでも保たせたいが、一人一人が節水をするには、相当な理解が必要だ。メディアと協力して、渇水危機の回避という目標を達成したい。