28日投開票の衆院補選を前に、市民プロジェクト「議員ウォッチ」は7日、候補予定者に核兵器禁止条約への参加の是非などに関するアンケートを行い、島根1区と長崎3区の5人のうち2人からしか回答がなかったと発表した。代表者で非政府組織ピースボート共同代表の川崎哲さんは「核兵器問題への姿勢が分からないのは異常な状態」と懸念を示した。
応じたのは共に立憲民主党で島根1区の元職亀井亜紀子氏と、長崎3区の現職山田勝彦氏(比例九州選出)。両設問に「参加すべきだ」と答えた。
島根1区の自民党新人錦織功政氏、新人佐々木信夫氏、長崎3区の日本維新の会新人井上翔一朗氏から回答はなかった。
有料
核アンケート回答2人 島根・長崎 衆院補選候補予定者
この記事を書いた人
琉球新報朝刊