県企業局は8日、浄水などの定期検査による有機フッ素化合物(PFAS)の検出状況を発表した。1日の検査で、北谷浄水場で処理した後の浄水は、国の暫定目標値(1リットル当たりPFOSとPFOAの合計で50ナノグラム以下)を大幅に下回る4ナノグラムだった。前回3月25日の検査から1ナノグラム低下した。検査直前に降った雨によって比謝川などで薄まった可能性がある。
浄水場に届いた1日時点の原水からは11ナノグラム(前回37ナノグラム)が検出された。各水源地の検出値は、比謝川が38ナノグラム、嘉手納井戸群が51ナノグラム、長田川が1ナノグラムだった。 (沖田有吾)
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北谷、処理浄水で4ナノグラム 企業局 PFAS、1ナノグラム低下
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琉球新報朝刊
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