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皇位継承、早期協議期待 額賀議長、維新・馬場氏と会談


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 額賀福志郎衆院議長は9日、日本維新の会の馬場伸幸代表と国会内で会談し、安定的な皇位継承策を巡り、5月の大型連休前後の与野党協議開始に期待感を示した。「議論の最初のスタートを切れれば良い」と述べた。
 額賀氏は、与野党協議を始める場合、現上皇さまの天皇退位に関する国会見解を策定した際と同様、衆参両院の各党派代表者による会議体を設置する意向も表明。「議論を重ね、集約していきたい」と語ったという。
 政府は2022年1月、皇族数の確保策を提起した有識者会議の報告書を国会に提出し、各党に議論を委ねた。ただ22年4月に維新が衆参両院議長に意見書を出して以降、議論は停滞していた。