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日本人83万人減、過去最大


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 総務省が12日公表した2023年10月1日時点の人口推計によると、外国人を含む総人口は1億2435万2千人で、前年同月に比べ59万5千人減少した。マイナスは13年連続。日本人は83万7千人減の1億2119万3千人で、比較可能な1950年以降で過去最大の落ち込みだった。
 総人口の年齢別で、後期高齢者となる75歳以上は、71万3千人増の2007万8千人となり、初めて2千万人を超えた。将来を担う0~14歳は32万9千人減の1417万3千人で、全体に占める割合は11・4%で過去最低を更新した。主要な働き手となる15~64歳は25万6千人減の7395万2千人。割合は59・5%で、過去最低だった前年から0・1ポイント上昇した。65歳以上は9千人減で、高齢化が進んだことによる多死社会を背景に初のマイナスだが、割合は29・1%で過去最高。
 外国人は315万9千人。都道府県別人口は東京が増え、他はマイナス。