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政治団体届けの 取り下げを確認 茂木派


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 自民党の茂木敏充幹事長率いる茂木派(平成研究会)は17日、臨時会合を党本部で開き、総務相に提出している政治団体の届けを取り下げる方針を確認した。派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた党改革の中間報告に沿い、「カネと人事」を切り離した政策集団として活動を維持することも申し合わせた。東京・永田町のビルに入居する派閥事務所は解約する。
 党内では全6派閥のうち茂木派と麻生派を除く4派閥が解散方針を決めている。
 茂木氏は会合で、政治団体「平成研究会」について「届け出を取り下げ、リセットする方向で検討したい」と提案し、出席者から賛同を得た。「新しい政策グループの在り方」を時間をかけて模索する。
 会合終了後、茂木氏は記者団に「党は非常に厳しい状況に置かれており互いに助け合って運営していく」と説明した。