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市民団体、岸田首相ら告発 「祝う会」虚偽記入疑い


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 2022年に岸田文雄首相の就任を祝う会を主催した団体が、収益の一部とみられる資金を岸田氏の関連政治団体に寄付していた問題で、広島県の市民団体が18日、岸田氏と政治団体「岸田文雄後援会」の代表者ら4人に対する政治資金規正法違反容疑の告発状を広島地検に提出した。市民団体は「岸田首相を刑事告発する会」。問題を巡っては、神戸学院大の上脇博之教授が2月に同地検に告発し、団体がそれに続いた。
 告発状によると、22年6月12日に広島市内のホテルで開かれた「祝う会」は、後援会が主催する政治資金パーティーだったにもかかわらず、任意団体と偽って開催したと指摘。その上で後援会の政治資金収支報告書に支出した約340万円と寄付した約320万円の記載がなく、虚偽記入に当たるとした。