県選挙管理委員会は12日、県議選(16日投開票)の期日前投票の中間状況を発表した。無投票となった石垣市区を除く12選挙区で、8~11日の4日間の投票者数は計5万8452人だった。投票率に換算すると5・16%で、前回2020年を1・62ポイント下回った。
前回は名護、うるま、浦添、石垣の4市区が無投票だった。比較できる9選挙区全てで、今回の投票率は前回を下回った。前回は新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中、「密」を回避するため積極的に呼び掛けられた期日前の投票者数が過去最多となった。今回はその反動や天候の影響もあり前回を下回ったとみられる。
6日時点の選挙人名簿登録者数は石垣市区を除く12選挙区で113万3391人。選挙区別で期日前の投票率が最も高いのは宮古島市区の7・34%(前回比0・94ポイント減)、最も低いのは豊見城市区で4・17%(2ポイント減)。有権者数が最多の那覇市・南部離島区は5・11%(0・93ポイント減)だった。
(’24県議選取材班)
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/2024/06/%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%94%E5%9B%9E%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8%E6%9C%9F%E6%97%A5%E5%89%8D%E6%8A%95%E7%A5%A8%E3%81%AE%E7%8A%B6%E6%B3%81.jpg?fit=700%2C700)