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沖縄県議会、7会派が届け出 野党、自民・無所属が22人で最多


沖縄県議会、7会派が届け出 野党、自民・無所属が22人で最多 沖縄県議会(資料写真)
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 県議会は21日、改選後の第14期の議会会派の届け出を締め切り、与野党、中立の7会派が届け出た。25日から新たな任期が始まる。

 県政与党はてぃーだ平和ネット(8人)が最大会派となった。

 ほかに与党会派はおきなわ新風(5人)、共産(4人)、社大(3人)の4会派で計20人。

 てぃーだは改選前と構成人数は変わらない。社大が離れて単独会派を結成したため、社民2人と無所属6人による会派となった。

 おきなわ新風は改選前の8人から5人、共産は7人から4人となった。社大は2012年改選時以来の単独会派。

 野党は沖縄自民・無所属の会の22人。改選前の沖縄・自民は18人だった。県議選で自民が公認した20人に、宮古島市区と島尻・南城市区から当選した野党無所属の2人が合流した。

 中立は2会派6人。公明は2人から4人になった。改選前に3人だった維新・無所属は「維新の会」として2人会派となった。

 新たな県議会は野党・中立が多数を占めている。議長は自民・無所属会派から選出される公算が大きい。議長選挙は28日開会予定の県議会6月定例会で実施される。

 (佐野真慈)