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米兵性的暴行続発、自民沖縄県連が迅速な情報提供要請 外務省に


米兵性的暴行続発、自民沖縄県連が迅速な情報提供要請 外務省に 外務省沖縄事務所の宮川学大使(左)に、在沖米軍の軍人を被疑者とする性的暴行事件について情報提供を迅速にするよう要請する島袋大自民党県連幹事長=29日、那覇市久茂地の自民党県連
この記事を書いた人 Avatar photo 沖田 有吾

 自民党沖縄県連(仲田弘毅会長)と県議会の沖縄自民党・無所属の会(島袋大会派長)は29日、在沖米軍の兵士を被疑者とする性的暴行事件が相次いで発覚したことを受けて、外務省沖縄事務所の宮川学大使を那覇市久茂地の県連の事務所に呼び出し、情報提供を迅速にするよう要請した。

 宮川大使は「被害に遭われた人のことを思うと大変心が痛む。政府の対応、情報提供の在り方について、県民の皆さんに不信の念を招いてしまっていることを重く受け止めている」と話した。

 沖縄防衛局の伊藤晋哉局長も呼び出し、辺野古の埋め立て工事用の土砂を運ぶダンプカーに警備員の男性と抗議していた女性がひかれ男性が死亡した事故について、安全管理徹底などを要請した。伊藤局長は「事故発生は誠に遺憾だ。防衛局として再発防止にしっかり努めていく」と応えた。

 (沖田有吾)