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与那原町議会が抗議決議を可決


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 【与那原】相次ぐ米兵による性的暴行事件を受け、与那原町議会(喜屋武一彦議長)は29日、臨時会を開き、抗議決議と意見書を全会一致で可決した。抗議決議の宛先は米大統領や在日米国大使など。意見書の宛先は首相や外相など。

 抗議決議と意見書は、昨年12月の米兵少女誘拐暴行事件など複数の性犯罪が連続して発生していることを受け「米軍の管理体制や隊員に対する人権教育の取り組み姿勢、組織の人権意識に問題がある」と糾弾。被害者への謝罪と完全な補償、二次的被害の防止徹底などを求めた。

 (普天間伊織)