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今帰仁議会が抗議決議可決 全会一致、意見書も


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 【今帰仁】相次ぐ米兵の性的暴行事件を受け、今帰仁村議会(上原祐希議長)は1日、臨時会を開き、抗議決議と意見書を全会一致で可決した。抗議決議は駐日米国大使や在日米軍司令官、在沖米国総領事ら。意見書の宛先は首相や外相ら。

 抗議決議と意見書では、昨年12月に発生した少女誘拐暴行事件など、米兵による性犯罪が相次いで発生していることを受け「村民の人権や生命を守る立場から、今回の事件に対し満身の怒りを込めて抗議する」とし、被害者への完全補償のほか、米兵や軍属に係る事件・事故発生時の速やかな情報共有、日米地位協定の抜本的改正などを求めた。

 (金城大樹)