桃原氏で全会一致　うまんちゅの会、実績と知名度で　宜野湾市長選　沖縄

　【宜野湾】現職の松川正則市長の死去に伴う宜野湾市長選に向け「オール沖縄」陣営の支持母体「誇りある豊かさを！宜野湾うまんちゅの会」は5日、市内で会合を開いた。3日に開催した選考委員会（座長・玉城健一郎県議）で「うまんちゅの会」への推薦が決まっていた桃原功市議（65）を、正式に市長選候補として擁立することを決めた。

　市議会議員や国会議員、市民ら約40人が参加した。玉城氏によると、選考委の前段階では複数の候補者の名前が挙がっていた。選考委やうまんちゅの会では、実績と知名度があり、市政を熟知する桃原氏の支持が全会一致で決まった。

　桃原氏は「突然のことだったが、周囲の多くの人から要請を受けて出馬を決意するに至った」と述べた。

　市長選は9月1日告示、8日に投開票される。

　（梅田正覚）