「普天間 早期返還を」 佐喜真氏が出馬表明 宜野湾市長選


「普天間 早期返還を」 佐喜真氏が出馬表明 宜野湾市長選 宜野湾市長選への出馬を表明する佐喜真淳氏=7日、宜野湾市真志喜
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 【宜野湾】松川正則市長の急逝に伴う宜野湾市長選に向け、無所属で元市長の佐喜真淳氏(59)=自民推薦=は7日、市内で会見を開き、正式に出馬を表明した。公明の支援も求めている。佐喜真氏は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する姿勢を示し「最も重要なことは一日も早くまちのど真ん中にある普天間飛行場を返還してもらうことだ」と述べた。 

 会見には市議会の与党議員や自民県議らが同席した。

 佐喜真氏は「松川市長の遺志を継ぎ、常に市民に寄り添い、市民が笑顔で幸せを感じられるよう全身全霊を傾注する」と述べた。

 市長選は9月1日告示、同8日投開票。市長選には、市議の桃原功氏(65)=立民、共産、社民推薦=も出馬表明している。

 佐喜真 淳氏(さきま・あつし) 1964年8月9日生まれ。宜野湾市真志喜出身。千葉商科大卒。市議や県議を経て、2012年に宜野湾市長選で初当選。2期目途中の18年8月まで市長を務めた。18年、22年の知事選に出馬したが、落選した。

 (梅田正覚)