【アルゼンチン】大部公使の送別会開催 県人連合会


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 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は3月25日、ブエノスアイレスの沖縄県人連合会館内のレストランで日本大使館の大部一秋公使=写真前列中央=の送別会を開催した。
 大部公使は約4年前に着任。沖県連の行事にも最大限に協力、会員や幹部から感謝と尊敬を集めていた。
 送別会で米須会長は「これまで大変、お世話になった大部公使が本省に帰られることは、非常に残念です」とあいさつ。「沖県連の文化行事やウチナー祭りなどに際しては、積極的な配慮をいただき、感謝の念でいっぱいです」と謝辞を述べた。
 この後、玉城昌一元沖県連会長の音頭で乾杯、夕食会に。歓談後、大部公使があいさつ。送別会を開いてくれたことに対し礼を述べ、「沖縄には三度行った。最初は学生時代に行き、2回目、3回目は仕事で行った」と懐かしむように語った。また「沖縄の海の青さ、空の青さは世界一美しい。帰ったら家族でぜひもう一度、沖縄を訪ねたいと思っている」と沖縄への思いを語った。
 大部公使は4月まで勤めた後、日本に帰るという。(新垣善太郎通信員)