現在台北市の信義戸政事務所では、結婚証明書展覧会が開かれている。華麗なもの、質素なもの、「骨とう級」のものなどさまざまな結婚証明書が飾られ、多くの人が参観に訪れている。
この展覧会が開催された背景には、民法の結婚登記制度の大幅な改定がある。5月23日からこれまでの伝統的な「儀式婚」から「登記婚」に変わるのだ。
これまで結婚が有効かどうかの認定は、公開される結婚式の開催と2人以上の承認が必要であった。新法では2人の承認の署名が入った証書を作成し、新郎と新婦が一緒に政府機関に出向き、結婚登記をしてはじめて有効となる。
今回展示された結婚証明書の基本は白地の紙に黒色で書くのが基本。なかにはシルクで作ったものや、カラフルな色で絵を描いたものや、質感を重視して押し花を張ったものなどもある。
【中国時報】多様な結婚証明書展示 新登記制度施行前に
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琉球新報社
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