馬英九次期総統は23日、台北市内で外国メディアを招いた記者会見に出席した。両岸関係、国連参加問題に続いて、中国のパンダ贈呈を受け入れるかとの香港記者の質問に答えた。馬次期総統は「今は台北動物園が受け入れを準備しているが、台北市と台中市などが受け入れをめぐって争っており、まずこの問題をクリアしなければならない」とし、基本的に受け入れる方針を示した。
かつて中国が台湾にパンダのカップルを贈る準備をし、「団団」と「円円」という名前も決まっていたが、台湾政府がこれを拒否するということがあった。
今回、来台予定のパンダの名前は雄の「団団」と雌の「円円」。すでに3歳半で100キロを超えるが、まだ発情する年齢には達していない。今後は中国との間で飼育員の交流も行われる予定だ。