【中国時報】国宝級機関車が平渓で復活運行


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 4月18日、国宝級の蒸気機関車CK124が200人余りの鉄道ファンを乗せて復活運行された。
 これは交通部観光局と台湾鉄道局が日本の鉄道マニアを誘致しようと企画したもので、平渓支線を午前と午後に1便ずつ運行した。
 CK124が日本汽車株式会社によって製造されたのは1936年。この年台湾に導入され長年活躍したが、79年に現役を引退した。
 昨年12月の試行運転の時は新型の客車を使ったことから鉄道ファンを興ざめさせたが、今回は俗に「ドラえもん」といわれるレトロな客車を使い、マニアも大満足。タイムスリップしたような感覚だ。ある日本人観光客は興奮した様子で、車両の保存状態もよく、動いているCK124が台湾で見られて感動していると述べる。次の運行予定は5月16日と6月20日となっている。