【中国時報】女好き夫との離婚を認めず 第2審でも却下


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 歓楽街通いを改めない男に対し、潔癖性の女性が起こした離婚訴訟で、第一審に引き続き第二審でも離婚は認めないという判決が下された。
 当初夫婦の関係は良好だったが、夫が歓楽街に出入りし始めて関係が悪化。去年の10月、仕事帰りの夫が入浴済みだったことで、妻が浮気を疑った。激しい追及で、夫は友人宅で入浴し、その友人の誘いでマッサージ店に行ったことを認めた。
 しかし、浮気はしていないと主張。1カ月の冷戦後、妻は3人の子供を連れて別居。離婚訴訟に発展した。
 裁判官は、夫が歓楽街で女性と性行為をしたという証拠はなく、別居後も毎週3日は子供の面倒をみていたことから、彼が婚姻関係を積極的に立て直す意思があり、双方が関係を修復することも可能であるとして、女性の請求を退けた。