【中国時報】次期総統の馬氏選ばれる 世界で影響力ある100人


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 今年5回目となる米国「タイム」誌が発表する「世界で最も影響力のある100人」に台湾の次期総統・馬英九氏が選ばれた。
 ハーバード大の法科大学院を卒業した馬氏は、台湾と大陸の間で人と資金を往来させることで経済発展を促し、戦争の危険性も低める可能性があると評価される。一方、高度に敏感な課題においては彼の挑戦は極めて困難になるだろうとしている。
 この企画は「指導者と革命家」「科学者と思想家」「英雄とパイオニア」などの5部門に分けて発表されるもので、20人が選ばれた指導者と革命家部門では最高指導者ダライ・ラマが第1位、胡錦濤国家主席が第6位、馬英九は19位にランクインしている。台湾では陳水扁総統、映画監督のアン・リー(李安)、ニューヨークヤンキースの王建民投手に続いて4人目となる。