【中国時報】出産平均年齢31・66歳で最高 07年新生児の母親


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 女性の出産年齢が次第に高くなっている。台北市の2007年における新生児の母親の年齢は31・66歳で、過去最高を更新した。

 一般に35歳以上から出産の危険性が高くなるが、近年では35前後が出産数が最も多い年齢層になっている。また、15歳から49歳までの女性が育てる子供の数は1・02人。3人以上育てている母親は全母親の1割のみ。
 毎年15歳以上の生育、婚姻状況を公表している台北市政府主計処によると、共働きの核家族が増え、子供の養育費の負担が重くなり、女性が自らの成長と、職場での成功を求めることで、結婚と出産年齢も次第に遅くなってきているという。離婚比率も年々高くなっている。結婚人口も年ごとに少なくなっており、こちらの記録も更新された。