【中国時報】ソフト海賊版率40% 損失額217億


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 ビジネスソフトウエアアライアンス(BSA)が世界的ハイテク調査会社IDCに委託したソフトウエアの海賊版に関する調査によると、昨年の台湾でのソフトの海賊版率は40%で前年より1%だけ下がったことが分かった。

違法コピー率とはその年度のソフトウエアの違法コピー数をその年度にインストールされたソフトウエア総数で割った百分率で算出するもの。パーセンテージが高いほど、違法コピーされた割合が高いことを示す。
 台湾の海賊版率はアジアでは日本(25%)、シンガポールに次いで低く、調査した102カ国中、23位。しかし全体の平均38%よりもやや高い。台湾での損失金額は217億円に上る。中国は3年で10%下げたが、2007年度は82%と依然として高い水準となっている。