【中国時報】ガソリンを突然値上げ 新政府


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 旧政府では3月からガソリン価格が据え置かれていたが、新政府は6月2日からガソリン価格を引き上げると予告していた。しかし、劉兆玄行政院長は5月27日午後に臨時記者会見を開き、28日午前零時からガソリンを1リットル当たり3・9元(約13円)、軽油を4・4元(約14・5円)値上げすると発表した。

この理由は、全国の直営店やガソリンスタンドで、ガソリンを買いだめしたり、売り惜しみをする事態が発生したことと、火災などの不測の事態に備えるためとしている。
 これに焦ったのはドライバー。多くのサラリーマンは、帰宅後すぐにガソリンスタンドに駆け込んだ。このためスタンドには長蛇の列ができ、台中では3キロの渋滞。一般道をふさぐまでに車の列が並んだ。電気も7月1日から値上げされる。