【中国時報】公共の場は全面禁煙 来年1月実施、違反には罰金


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 5月31日は世界禁煙デーだったが、これに先立って台湾では煙害防止法が修正され、来年の1月11日から公共の場所は路上でも全面禁煙となる予定である。

 この法律によれば、高校以下の学校、医療機関の室内のほか、政府機関、3人以上が共用する事務所などの室内も全面禁煙となる。また、交通機関の待合室や子供が遊ぶ公園は戸外であっても全面禁煙となり、レストラン、旅館、百貨店などでは独立した空調施設を備えた喫煙室以外はたばこを吸ってはならない。喫煙エリア以外でたばこを吸った場合、最高で1万元(3万3千円)の罰金が科され、禁煙場所の表示を設置していない業者に対しては、最高5万元(16万5千円)の罰金が科される。国民健康局は現時点で国民の2割がこの法律の施行日時と罰金額を知っているが、さらに宣伝していきたいという。