【中国時報】チャーター便市場活気 五輪後、週36から72便に増


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 両岸の会談が正式に行われ、週末のチャーター便市場が活気を帯びてきている。北京五輪後は週の便数が当初の36便から72便に増える見込みだ。

台湾側では松山、桃園、台中清泉崗、高雄小港、花蓮、台東、澎湖馬公および金門の8つの空港、大陸では北京、上海、南京、廈門(あもい)、広州の5つの飛行場を開放する予定だ。中華航空と華信航空は北京、上海、広州から桃園空港路線を運航し、長栄航空と立栄航空は上海と松山路線を企画している。復興航空も台北松山空港を基点として、上海、北京、広州などのほか、弾力的に花蓮空港路線も使う。
 航空会社にとって一番人気が高いのは松山―上海路線だが、各社の争奪戦が激しくなることが予想される。しかし、松山空港は滑走路が短く、大型機の離着陸に問題があり、今後、この点をどうクリアするかが課題である。