【中国時報】手足口病の重症者200人超 流行は離島にも広がる


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 台湾における腸病毒(手足口病)の重症患者が累計で200例を突破したことが、疾病管理局が発表した最新の資料で明らかになった。ここ数日の間だけでも27例が確認され、合計で203例となり、そのうち7人が死亡している。

 感染は南部から北部に向けて広がっている。重篤な症例はピーク時よりも少なくなっている傾向がみられるが、雲嘉南や北県の中北部の感染例は依然として多く、流行は離島にも広がっている。先日は澎湖島から5歳の重症患者が海を渡って本島に搬送される事態が起きた。
 患者の多くは6歳以下で、25人が71型に感染している。今年に入り654の学級が閉鎖された。現在も195の低学年学級や幼稚園、託児所が閉鎖され、5000人余りの子供が学校に通えない事態となっている。