【中国時報】日台の若手囲碁対決 台湾16歳の新鋭が善戦


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 台湾の海峰棋院は14、15の2日間にわたり、「第1回台湾・日本精英プロ棋士囲碁トーナメント」を開催した。

 参加したのは日本と台湾の30歳以下の若手棋士16人。台湾出身で18歳の日本の女流名人・本因坊の謝依旻・四段が特別招待された。
 周囲を驚かせたのは、今年初段になったばかりの16歳の台湾の新鋭・林修平。日本の首藤瞬・六段を1回戦で撃破すると、黄翊祖・七段も破り、準決勝にコマを進めた。準決勝では、中国大陸出身の日本代表、蘇耀国・八段に敗退した。
 決勝戦は井上裕太・七段と蘇耀国・八段との戦いになったが、蘇八段が白番中押し勝ちで優勝。優勝賞金60万元(約200万円)を獲得した。
 海峰棋院の林文柏董事長は今後も若手棋士にチャンスを与えるため、トーナメントを続けていきたいと述べている。