【中国時報】任天堂「Wii」台湾限定機発売 来月12日、2万8千円


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 台湾のゲームマニアが1年半待ちに待った任天堂のゲーム機Wiiの「台湾限定機」が7月12日ついに発売される。ゲーム機本体、中国語版ゲームソフト「Wii sports」、リモコンをセットで価格は8500元(約2万8千円)。

しかし、問題は画面の表示が中国語でなく日本語になっていること。さらに、本体を直接ネットに接続してゲームを更新したり、ダウンロードするサービスもない。変更点はほぼ電圧のみ。
 代理店は将来的にネット接続や中国版ソフトのダウンロードが可能になるとしているが、現時点では「並行輸入品と同じ」「台湾限定機は台湾の客を日本人と見なしている」といった不満の声も上がっている。
 華人市場は国際的企業にとって愛憎こもごも。市場規模が大きい半面、頭痛の種となる海賊版や違法ダウンロードの問題があり、投資をするときにも慎重になるという。