北京オリンピックに派遣する台湾野球チームのメンバー24人が14日正式に発表された。内訳は投手10人、捕手3人、内野手6人、外野手5人。
10人の投手のうち、中日ドラゴンズで活躍する陳偉殷(チェンウェイン)と、米国のロッキーズに在籍する曹錦輝が選ばれたが、ヤンキースの王建民投手は選ばれなかった。代表候補に入っていた阪神の林威助外野手はけがのため外れ、西武の許銘傑投手も落選した。
洪一中監督はオリンピック予選の経験を参考に、スピードのあるメンバーを選んだ。そのため、スピード不足の選手は自然とメンバーから漏れた。スピードは台湾チームの特色となると強調した。また、開催前までは5人まで選手の入れ替えが可能になるため、選手のけがの状況やコンディションを見て最終調整を行うことになる。