【中国時報】年率5・92%14年ぶり更新 7月消費者物価指数


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 行政院主計処が5日発表したところによると、台湾の7月の消費者物価指数が年率にして5・92%と14年ぶりの高さになったことが分かった。

消費者物価指数は、消費者が商品を購入する段階での小売価格の変動を示す数値で、主計処の呉昭明科長によると、食物、燃料、電気、油の4類の数値が軒並み上昇し、値上がり比率の中の78%を占めている。中でも輸入品の物価は値上がり率が26・5%上昇し、28年ぶりの記録更新となった。これは第2次石油ショック以来のこと。これに加えて上陸した2つの台風の影響も大きい、という。
 しかし、最近になって青果価格が下がってきており、第3四半期には物価上昇は幾分収まりそうな気配だ。
 唯一値上がりしなかった衣料品類は、主に夏のバーゲンセールの影響が大きかったもようである。