行政院エネルギー局は政府機関と学校に省エネとCO2削減のための50の具体的措置を通達した。その内容は、大きく分けて「設備、車両の交換」「電気の節約」「ガスの節約」「その他」の4つで、合計50項目にわたる。
具体的には、3階以下ではエレベーターを使わず、歩行を奨励するものや公用車は相乗りする、アイドリングは3分以内などの車に関するものがある。また毎月クーラーのフィルターを洗浄する、残業時にはクーラーは稼働させないなど詳細な指示がされている。
ガスやガソリンに関しては、毎年少なくとも1%ずつ減らすことを目標とするが、警察、消防、医療救護、国防訓練などに関しては除外する。
これにより毎年のエネルギー消費量をマイナス成長にし、2025年には7%の減少を目標にしている。