【中国時報】7・69点でも大学合格 105の学部で定員割れ


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 昨年、18・47得点で大学に進学できたということが各界を揺るがせたが、今年はさらに開いた口がふさがらない状態となった。

 本年度の大学入試は8万3000人余りが受験したが、合格率は97・1%で過去最高となった。特に立徳大学資源環境学部の合格最低点は8科目の合計7・69点で、1科目当たり100点満点にすると平均0・96点となる。
 本年度はもう一つ記録が作られた。それは105の学部が定員割れをしたことである。合計すれば、4788人の定員割れが起き、これは昨年の9・17倍に上る。興国管理学院などは学生が2割に満たず、2、3年で改善されなければ閉鎖の危機に直面する。
 一方、台湾大学、成功大学など有名大学に関しては、得点の低下は見られず、学生のレベル低下は見られないという。