8月7日の朝、屏東市在住の71歳の老人・林上勉さんは、救急車を呼ぶために隣の大家の部屋を訪ねた。大家は林さんを見て、びっくり。何と林さんの頭には2本の釘(くぎ)が刺さっていたからだ。林さんは頭に5センチと7センチの釘が刺さったまま、歩き、話をしていたという。
その後、市内の病院で手術を受けて頭から2本の釘を取り除き、幸い命に別状はなかった。
2本の釘が頭蓋(ずがい)骨を貫通して脳の前頭葉にまで達していたにもかかわらず、脳内の血管や神経組織を傷つけなかったのはまさに奇跡とのこと。
林さんは、彼の家から逃げ出した30歳の大陸籍の妻にやられたのだと主張している。しかし、証言に不自然な点も見られ、電動くぎ打ち機で自ら行った可能性もあるため、逃げ出したとされる妻の行方を捜している。