【中国時報】デング熱、台北で発生 ここ10年で最大規模


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 台北市でここ10年で最大規模のデング熱の感染が伝えられている。デング熱は蚊によってウイルスが運ばれて感染する伝染病で出血、気を失うなどの症状が現れて死亡する場合もある。

 今年に入って本土性デング熱は高雄市楠梓地区で57例が見つかったが、今月15日には台北市の杜子島で夫婦が感染した後、爆発的に11人の感染が確認された。
 感染源は今も見つかっていない。ウイルスは蚊を媒介にするため、蚊を撲滅するために現在杜子島地区の1700戸余りの家屋に対し、強制的に家の中に入って薬剤を噴射して消毒している。
 高雄市でも4000戸を超える家が消毒されたが、伝染病防止規定で拒絶すると罰金20万円から100万円の罰金が科せられるため、渋々応じているという。感染防止には蚊に刺されないことが第一という。