【中国時報】にらんで、踏みつけ、叫ぶべし 車内痴漢で注意喚起


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 CO2削減や省エネで公共の交通機関を利用する人が増えているが、痴漢被害も多くなっている。
 現代婦女基金は8月27日、簡単に覚えられる痴漢防止の文句を発表した。それは「証人見つけてすぐ反撃。にらんで、踏みつけ、叫ぶべし」。まず被害者は周囲の乗客に注意を喚起し、加害者に痴漢行為をやめさせ、最後に警察に通報して処理することを呼び掛けている。

 台北市捷運警察隊の統計では、去年6月から今年6月までの1年間で摘発された痴漢行為は41件。そのうち9件が裁判となっている。
 痴漢事件の加害者は高学歴の者も多く、年齢は20歳から30歳に偏在し、見た目は上品な感じの者も少なくないという。もし拒絶をしなければ加害者はより妄想を強くするという。そして常習犯であることが多い。現代婦女基金は、車内ではなるべく居眠りしないよう呼び掛けている。