【中国時報】台湾チームの金メダルゼロ 北京五輪、銅が4個


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 北京五輪が閉幕したが、中華台北の代表は金メダルがゼロに終わった。1992年のバルセロナ五輪以降、少なくとも銀メダルを獲得していたが、今回は重量挙げとテコンドーでわずか4つの銅メダルを獲得しただけ。参加した204の国と地域の中で80位で、この20年のオリンピックでは最悪の結果になった。ちなみに前回のアテネは金2個、銀2個、銅1個で、史上最多だった。

 中華代表団80人は15の種目に参加。テコンドー、アーチェリー、卓球は金メダルが期待され、特に野球は最も注目を集めた。だが野球は初めて国際大会で中国に敗れる屈辱を味わった。1990年の北京アジア大会、2001年の北京世界選手権でも金メダルゼロで、選手団が出発する前には「北京ジンクス」がささやかれていたが、そのジンクスは今回も証明されることになった。