【中国時報】大陸から渡航可能に 金門島など経由、中共台辨


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 第4回海峡旅遊博覧会が7日に厦門で開催され、中共台辨の王毅主任が将来的に大陸の観光客が金門島、馬祖島、澎湖島を経由して台湾に来ることを可能にすると述べた。

また、当初は中国の13の省・市からの観光客のみが台湾への旅行を許可されていたが、これ以外の地域にも拡大する方針を示した。
 博覧会では両岸の旅行関係者が一堂に会し、大陸からの台湾観光が解禁された7月4日以降に出た問題を話し合ったが、最も大きな問題は観光客の少なさであった。当初は1日3000人の観光客が見込まれていたが、実際には100人にも満たない状況が続き、景気回復に期待を寄せていた政府や民間業者は大いに落胆していた。しかし、これにより来年にかけて観光業の巻き返しが期待され、旅行関連会社の株価も急上昇した。