【中国時報】台湾、過去最低の39位 汚職指数調査


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 世界各国の汚職を監視している非政府組織は23日、2008年版「汚職指数」を発表した。台湾の汚職指数は5・7点で、180の国家と地域の中では39位で、過去最低だった。

 汚職指数は10点満点で点数が高いほど清潔度が高いとされる。アジアの国と地域ではシンガポールが9・2点で第4位、香港が8・1点で12位、日本は7・3点で18位、韓国は40位、中国は72位となっている。
 特に韓国は1999年当時では50位(台湾は28位)だったが、アジア金融危機以降、清潔度を上げ、今年のポイントは台湾に肉薄している。
 台湾の点数は昨年と同じだったが、去年の34位から39位に大幅に落ちて、95年以来最低となった。腐敗指数は過去2年の清潔状況を反映し、台湾では近年の政治腐敗と金融汚職の影響が大きいものとみられる。