【中国時報】風景写真に転落車 通報で遺体発見


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 新竹のアマチュア・カメラマンが20日、桃園県復興郷の橋の上で風景写真を撮影し、帰宅して現像してみると、谷底に転落した車が写っていた。

 よく見てみると、その車の窓から手が伸びているのを発見し、直ちに警察に通報した。
 その後、警察がその谷を捜索したところ、八徳市に住む黄興旺さん(54)が亡くなっていることが判明した。
 黄さんは19日の昼に巴陵の農場で果物の収穫をした後、帰宅途中に大雨が降り、ハンドル操作を誤ってガードレールがない深さ80メートルの谷底に車ごと転落したものとみられる。
 遺族は遺体が見つかり、黄さんを供養できると安堵(あんど)する一方、危険な場所であるにもかかわらずガードレールが取り付けられていなかったことに対し、国家賠償を求める予定。