【中国時報】金門島の地雷、依然7万個 10年までに撤去へ


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 福建省に隣接する金門島には、いまだ150カ所のの地雷原があり、約7万個の地雷が埋まっているとみられている。軍は昨年4月、撤去のためのチームを増員し、民間に委託するなどして撤去作業を進めている。

 金門島には本来、204カ所の地雷原があった。1997年から2006年にかけては、民間業者にも委託して15カ所の地雷原の撤去を終え、現在の150カ所、面積にして340万平方メートル余りに減少している。
 軍の撤去計画では第一段階として、07年から09年にかけ軍と民間業者が連携して、70カ所、136万337平方メートルの地雷原の地雷一掃を目指すことにしており、第二段階の10年までには、残りの83カ所、207万3511平方メートルの地雷原すべての撤去を完了する予定にしている。