琉球新報社 台北市立動物園は、中国政府から贈られるパンダ２頭に対し、台湾から「長■山羊」２頭と「梅花鹿」２頭を贈ると発表した。パンダは貸与ではなく、台湾に贈与されるもので、その返礼として、台湾固有の希少動物が贈られることになった。
中国に贈られるのは「長■山羊」の「長長（チャンチャン）」と「久久（チォウチォウ）」、「梅花鹿」の「富富（フーフー）」と「貴貴（グイグイ）」の４頭。台湾側は、パンダ飼育の専門家が輸送に同行して来台することを希望している。
「梅花鹿」はワシントン条約の対象範囲外で、「長■山羊」は、希少動物には指定されているが、所定の手続きを経れば、輸出入ができる。
パンダの受け入れについて、まだ具体的な期日は決まっていない。同園は今月末までには受け入れ態勢を整えることにしている。
※注：■は「髟」の下に「宗」
