【アルゼンチン】50周年、歩み振り返る 読谷村人会が記念式典


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石嶺伝実読谷村長らも参加し、盛大に開かれた読谷村人会50周年式典。壇上中央はあいさつする勢理客ビセンテ会長

 アルゼンチンの読谷村人会(勢理客ビセンテ会長)が創立50周年を迎え、記念式典がこのほど在亜沖縄県人連合会館で盛大に開かれた。記念祝賀会には母村から石嶺伝実村長はじめ新垣修幸議会議長、ブラジル読谷村人会長ら多数の来賓が駆け付けた。

 勢理客会長は「皆さまのおかげでわが村人会が創立50周年を迎えることができた」とあいさつ、村人先輩方の功績をたたえ、活動の成果などを述べた。
 来賓あいさつで石嶺村長は「言語・習慣の違いを乗り越えて50周年を迎えた村人の努力に対し大きな感動を覚える」と語った。新垣議長は「不屈の開拓魂をもって50周年を迎えた。これ以上の喜びはありません」と述べた。
 新垣定二沖縄県人連合会長は「わが連合会の一員として強力な協力者であり、これからも変わらぬ協力者であってほしい」と呼び掛けた。村費研修生代表として比嘉ルシアナマリエルさんもあいさつした。
(新垣善太郎通信員)