新たな海外市場開拓に向け、県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、安里繁信会長)は9日、欧州のダイビング旅行会社などの担当者らを招き、県内旅行関係会社との商談会を那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで開いた。
欧州からの参加者全員が沖縄を訪れるのは初めて。一行は4日に来県し、商談会に先立ち、石垣島や沖縄本島でダイビングを体験し、ホテル施設なども視察した。
県内からはJAL JTAセールスなど10社が参加し、欧州からはフランスとイギリスのダイビング専門旅行社などが参加した。
フランスのダイビングインストラクター、パトリック・オグレ氏は「沖縄の海は非常に美しい。日本文化なども体験でき、とてもよかった。ダイビング仲間と来年も一緒に来たい」と述べた。
OCVBの担当者は「沖縄は欧州ではまだ知名度が低い。今回の商談会をきっかけに、欧州から年間千人のダイビング客を県に誘致したい」と話した。