10月入域52万人 同月比0.8%増


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 県文化観光スポーツ部が15日に発表した10月の入域観光者数は前年同月比0・8%増の51万9700人となった。

内訳は国内客が2・8増の48万8200人、外国客は13カ月ぶりに前年を割り込み、22・8%減の3万1500人だった。県は「尖閣諸島の国有化による反日デモや円高の影響などで、中国と香港の旅行需要が低下した」と分析した。
 国内客はスカイマークと格安航空会社(LCC)のジェット・スタージャパン、エアアジア・ジャパンの成田―那覇線の参入により、成田からの観光客数が3・2倍の2万1500人となった。そのほか、LCCのピーチ・アビエーションなどによる関西―那覇線の就航で大阪からの観光客数も微増した。
 国外客は中国本土が尖閣諸島問題の影響で59・2%減の2900人となり、香港も円高や台風の影響などで38・2%減の3400人だった。香港客の減少を受け、香港エクスプレス航空は11月の就航を5便減便する。一方、台湾は航空路線の拡充で3・3%増の1万5800人だった。