衆院選 県内は14人出馬予定


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 衆院解散を受け、民主党県連が16日、新人2人の擁立を決め、県内4選挙区に立候補予定者は現職5人、前職1人、新人8人の計14人となった。各候補者は一気に選挙態勢を整える取り組みを加速させた。

 沖縄1区は郵政・防災担当相で国民新党幹事長の下地幹郎氏(51)、共産党県委員長で現職(九州比例)の赤嶺政賢氏(64)、自民新人で元県議の国場幸之助氏(39)が出馬を予定。民主党県連は、県連幹事長で新人の上里直司氏(39)の公認を決めたが、1区擁立に消極的な党本部との調整がつくかは不透明だ。
 2区は社民現職の照屋寛徳氏(67)、自民新人で弁護士の宮崎政久氏(47)が出馬を表明。民主党県連は新人で会社代表の安田邦弘氏(67)の擁立を決め、本部と調整する。
 3区は民主を離れた「国民の生活が第一」県連代表で現職の玉城デニー氏(53)、自民新人で県歯科医師会副会長の比嘉奈津美氏(54)が出馬を表明。民主新人で会社員の崎浜宏信氏(56)が出馬を予定する。社民、共産も候補者擁立を検討する。
 4区は民主を離れた無所属で現職の瑞慶覧長敏氏(54)、元国交政務官で自民前職の西銘恒三郎氏(58)、共産党県委役員で新人の真栄里保氏(56)、民主新人で南風原町議の大城信彦氏(44)が立候補する予定だ。