県内9団体が自慢の品出展 東京で全国物産展


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「ニッポン全国物産展」に参加している本部町の誠もち店のブース=24日、東京・池袋サンシャインシティ

 【東京】全国各地の特産品を集めた「ニッポン全国物産展」(全国商工会連合会主催)が23~25日の日程で東京・池袋サンシャインシティで開かれ、沖縄からも食品メーカーや商工会など9団体が自慢の品を出展している。

来場者の投票で競う「ご当地おやつランキング」に伝統行事の餅などを製造する誠(まこと)もち店(本部町)が、沖縄の総菜を米粉の生地で包んだ沖縄風おやきで参加。比嘉誠社長は「試食の反応が良く、調理を休む間がない」と笑顔を見せた。
 優れた工芸品をそろえた新設の「匠の技」コーナーには、うるま市州崎に本社工場を構えるGusque(グスク)が、船やトラックに使われる帆布(はんぷ)を素材にしたバッグなどの独自ブランドを紹介。譜久島悟社長は「生地や縫製がしっかりしていると評価してもらった。地域発の全国ブランドとして展開したい」と手応えを語った。
 池袋サンシャインシティでは全国の離島の芸能や物産を集めた「アイランダー2012」(国土交通省など主催)も24、25日の日程で開催中。沖縄の離島特産品も関心を集めていた。