琉球新報社 ロールスロイス社が今年中国国内で販売した車両の台数が日本を抜き、世界第３位となった。同社の全販売台数に対する中国の比率は約１０％と、依然米英に大きく水をあけられているが、同社では「中国市場のパワーは以前の比ではない」と、今後の成長に強い期待を寄せている。
ロールスロイスの中国での販売価格は、関税が高いため海外の約２倍と高いが、昨年比で５０％増の高成長を示している。今月初旬には、北京在住の不動産関係者が２５０万ドル（約３億円）という史上最高価格で、同社の「ファントム」を購入して話題にもなった。
中国はぜいたく品の市場としては、世界で最も成長著しい地域で、ぜいたく品の消費者の数は、すでに全人口の１３％に上るとみられている。同社では現在、北京、上海、広州に販売店を置いているが、今後は杭州、成都、深■の３都市にも展開していく。
注：■ツチヘンに川
