【中国時報】牛乳でゴーヤー栽培 2割高も「安心」と人気


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 嘉義県中埔郷の農家・呂秋陞さんは今年、“ミルクで育てた”新種のゴーヤー「黄金甜苦瓜」の開発に成功した。コストが掛かるため通常の苦瓜より2割ほど高値だが、見た目もよく、おいしいと人気を集めている。
 この苦瓜は、同郷農会の補助を得て、今年10月、開発に成功した。牛乳を発酵させて作った肥料を使って栽培している。大ぶりで皮は透明度が比較的高く、果肉は通常の白い苦瓜より薄く、甘みがあり、「宝石のように美しい」とも評されている。
 栽培は温室で行われ、農薬も化学肥料も使用しないため、「黄金甜苦瓜」は卸価格で一斤(600グラム)180円から250円。有機食品専門店では350円の高値で販売されているが、消費者からは「安心して食べられる」と人気を博している。