衆院選入場券を発送 那覇市選管「投票で意思反映を」


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投票所入場券の入った段ボールを運ぶ職員ら=28日、那覇市の新都心銘苅庁舎

 衆院選公示日の12月4日まで1週間を切った28日、那覇市選挙管理委員会は、投票のための入場券約24万9千通を発送した。同市の新都心銘苅庁舎で、那覇中央郵便局員に、入場券を収めた段ボール70箱を引き渡した。

早いところでは29日にも各家庭に届き、12月7日までに全て行き渡る。9月2日時点の県内選挙人名簿登録者数は109万3072人。
 那覇市選管は急な解散総選挙の決定に、通常より準備期間が短い中で対応に追われ、職員は土日を返上し、夜遅くまでの作業を通して、入場券発送にこぎ着けた。同委員会事務局の島袋兼有副参事は「とにかく投票率が上がってほしい。12月16日の投票日に行けない人には期日前投票もある。ぜひ棄権することなく、市民県民の意思を反映させてほしい」と投票を呼び掛けた。
 那覇市の与儀小、大道小では通常使用している体育館で行事の開催が予定されており、投票場所として使用できないため、学校敷地内の別の場所に投票所を設置することになった。