日本郵便(東京、鍋倉真一社長)は復帰40周年を記念し沖縄を題材にした記念切手や県の特産品をPRする「沖縄復帰40周年記念フェア」を全国約2万4千の郵便局で開催する。29日、那覇中央郵便局で開会式を開いた。フェアは12月28日まで。
「ふるさと小包」のカタログで県の特産品PRや、2千円札を用意するなど全国的に沖縄を売り込む。
開会式で斎尾親徳副社長は「40周年の節目に沖縄を紹介し、県の産業の発展に寄与していく。総合生活支援企業として、地域に貢献していきたい」とあいさつ。下地幹郎郵政民営化担当相は「これまで沖縄の振興開発は、本土からの企業誘致などだった。今後は沖縄の素晴らしい商品を外に出していく」と述べた。
那覇中央郵便局では12月1日までJAおきなわやオリオンビールなど12団体が特別出店し、展示即売会を開く。